About
当社の将来像とブランドビジョン、 人事部長からのメッセージ。
ビジネスの成長を求める企業、仕事と生活の充実を望む人々。 その姿はオフィスというステージの、様々な 場面 ( シーン ) の中にあります。 企業に成長をもたらし、働く人を豊かにする。 私たちはそんなビジネスシーンを追求し続ける、挑戦者でありたい。 お客様のいちばん近くに寄り添い、ともに歩んできた私たちだからこそ、実現できることがあります。 「ビジネスシーンの 明日 ( あす ) を変えていく」 三井不動産ビルマネジメントは、今日も挑戦を続けています。
プロパティマネジメントを新たな視点で問い直すときがやってきた
人事部 部長 青沼 真吾
「働き方」は今、新たな課題に直面しています。コロナ禍で起きた大きな変化により、オフィスで働くということが当たり前ではなくなり、在宅勤務やリモートワークが急速に世の中に浸透していきました。そして現在は、コロナ禍の影響が薄れてきた中で、リモートワークではなく、多くの企業、働く人々が「オフィス回帰」という選択肢を取っています。これは何故なのか。未だ明確な答えは出ていません。ですが、企業、人々は「オフィス」にしかない「何か」を、強く求めているのです。我々は、この「何か」をオフィスの付加価値として把握して顧客へ明確に提示し、提供していくことが当社の「ビジネスシーンの明日を変えていく」ことに繋がると考えています。オフィスビルのプロフェッショナルとして求められることは、より重要度を増してきています。
三井不動産ビルマネジメントは、2016年から「ビジネスシーンの明日を変えていく」を合言葉に、自らを「事業推進者」と定義し、お客様にオフィスビルの運営・管理とヒトやモノを通じた有形無形のソリューションを提供してきました。もちろん、この営みがこれから変わることはありません。しかしお客様を取り巻く環境は刻々と変化しており、克服すべき課題も複雑さを増しています。そこで我々は、2025年から自らを「事業変革者」と再定義し、自ら変革し強くすることで、当社サービスのブランド価値、そしてビルオーナーやテナントのみなさんへ更なる付加価値の提供を目指しています。「三井不動産ビルマネジメントでなければならない理由」を、お客様によりひとつでも多く感じていただき、絆を深めるためです。我々が目指す究極の姿は、お客様がすでに認識されている課題を解くだけでなく、お客様とともに潜在的な課題を見つけ出し新たな価値を提供すること。どんな球が投げ込まれても確実に受け止め、新たな付加価値につなげられる者だけが、事業変革者を名乗れると考えるからです。
不動産業界について詳しくない方からすると、我々の主力事業であるプロパティマネジメントは不動産業界のなかでも認知が少ない事業で、イメージとして定型化された業務を回すだけの役割と思われるかもしれませんが、実態は異なります。ビル内の施設や設備についてはもちろん、管理・運営スタッフの手配やテナント工事の差配から、ビル経営に不可欠なメンテナンス計画の策定と実行、不動産取引や賃貸借にまつわる交渉や契約まで、多岐にわたる役割が求められるからです。我々がキャリア採用において、出身業界よりも能力や仕事への取り組み姿勢を重視するのは、知識は研修で身に付けられても、不確実な状況でも一歩前に踏み出す勇気や、お客様に貢献したいという気持ちは、後付けできないと考えるからです。プロパティマネジメントにはあらゆるビジネスに共通する本質が詰まっています。あなたがこれまで育んだ知見をぜひ、お客様の、そして三井不動産ビルマネジメントの事業変革に役立ててください。