大規模開発が進む日本橋で、
ビル経営と向き合う

2013年に新卒で就職したのは、全国展開しているショッピングモールを手掛ける商業デベロッパー。そこで、店舗管理やプロパティマネジメント（PM）を5年ほど経験したのち、当社に転職しました。オフィスビルは働く場であると同時に、人生と深く結びついている施設です。以前からショッピングモールとは異なる施設の運営に興味がありましたし、利用者の目的や属性が異なるオフィスビルで自分の知見がどこまで通用するか試してみたいという気持ちもあって転職を決めました。

私は2018年1月に入社以来、三井不動産が再開発を進める東京都中央区日本橋室町エリアを管掌する中央オフィスに所属しています。日本橋室町には三井不動産が手掛ける「COREDO室町1／2／3」、「COREDO室町テラス」が開業しており、すでに周辺で働く人たちや買い物客で大きな賑わいを見せているエリアです。私はこれらの大型複合ビルのうち、金融機関が集まる「COREDO室町３」を低層部に構える複合ビルのビル経営にPM担当者として携わっています。

再開発が進む話題の日本橋エリアで、
大規模ビルのPMを担当

いま私は、飲食店や金融機関のオフィスなどが入居する「COREDO室町３」を低層部に構える複合ビルのPM担当として、複数のオーナーで構成される管理組合への対応や、オフィスエリアにご入居いただいているテナント企業との折衝を主に担当しています。具体的には、オーナー各社を訪問し、ビルの収支や運営管理状況の報告を行うほか、テナント企業に対しては、賃料改定交渉やそれに伴う契約事務、ビルやオフィスにまつわる相談窓口を務めるなど、ビル経営にまつわる諸業務に携わります。また、こうした業務に加え、日頃から「COREDO室町3」の商業フロアを運営するグループ企業とコミュニケーションを密にし、ビル全体の賑わいを企画・演出するのも私たちの仕事です。

複合ビルの経営だけでなく、
街の活性化にも貢献する

私たちPMは、法令や規約、契約に則ってビルを運営・管理するだけではなく、快適なビル環境やオフィス空間を提供する責任を負う立場です。それに加えて、グループ会社である三井不動産が注力する日本橋エリアはいま、新しい街へと生まれ変わろうとしており、このエリアで働く私たちにも、日本橋全体を活性化する「仕掛け人」的な動きが求められています。たとえば、テナント企業従業員の満足度向上と飲食等店舗への営業支援のために、商業フロアを管轄するグループ企業や館内飲食等店舗の協力を得て独自の割引クーポンを発行し、オフィスフロアから商業フロアへの流入増加を図るなど、オフィスビルを中心として街の活性化につながる施策を企画、実現するのも私たちの仕事。オーナーやテナント企業、そこで働くみなさんが抱えている不満や不安を解消するだけでなく、よりよい街づくりに貢献できるのも日本橋エリアでビル経営を担う醍醐味といえます。

チームワークを重視するカルチャー

当社は、キャリア入社の方が比較的多く、また新卒入社とキャリア入社で働き方や裁量に違いはありません。分け隔てなく、個人の意見を尊重してくれる。また、チームワークを重視するカルチャーが根づいているので、知識やノウハウの共有もスムーズです。業界未経験で入社される方にとっても、非常に働きやすい環境だと思います。

ビル経営の経験を生かして
サービスの幅を広げたい

1つのビル経営を任せていただいている以上、ご入居いただいているテナント企業のみなさんが、生き生きと働けるような取り組みはもちろん、ビル経営を通じてテナント企業への支援や街全体を活気づかせるような試みにも、これまで以上にチャレンジしていきたいと思っています。当社が持つビル経営のポテンシャルを最大限に生かし、お客様に喜ばれるサービスを提供していくつもりです。