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過去の社員インタビュー記事
取材・撮影:2016年9月

安心して働ける職場環境がある

オフィス事業推進本部事業二部丸の内オフィス 細井 綾子 2006年 中途入社 【前職】就職情報誌 制作進行

業務職の一期生として、新たなキャリアパスの確立を目指します。

安定したキャリアを築くため
転職を決意。

大学を出て入った会社は、新卒の採用支援を行う企業でした。はじめは営業部に配属され、営業の仕事を経験。その後大学生向け情報誌の編集部に異動し、制作進行管理などを担当しました。転職の動機をひと言でいうと、締切までの約1カ月間、連日のように続く深夜残業に将来の不安を覚えたからです。日々の苦労や疲れは仕事の達成感で癒やされはするものの、この先ずっとこのペースで働き続けるイメージがどうしても湧きませんでした。仕事に求めるものは人によってさまざまだと思います。起伏の激しい仕事に、やりがいや面白さを見つける人もいると思います。でも私は安定した環境のなかで、着実に成長していきたかった。それで入社から1年半ほど経ったころから、少しずつ転職を考えるようになりました。三井不動産ビルマネジメントに興味を持ったのは、会社の規模や待遇のよさはもちろん、会社説明会や人事担当者と接するなかで、社員の人柄のよさや温かさを感じたことが大きかったように思います。ここでなら人との関わりを大事にした働き方ができそうだと感じました。

中途採用者にやさしい、
暖かみのある職場。

前職は総合職として最前線で働いていましたが、三井不動産ビルマネジメントには一般職として入社しました。仕事の感触を掴むまであまり無理はできないと考えたからです。仕事は一般事務で、新宿や品川、中目黒のビルを担当する拠点に所属し、テナントと交わす賃貸借契約の手続きや空室情報の更新など、ビル管理にまつわるさまざまな事務を担当しました。私の場合、不動産業界や契約についての知識がまったくないところからのスタート。覚えなければならないことが多く、慣れるまでは本当に大変でした。入社したてのころ、処理すべき書類に手が回らず滞らせてしまったことがあったのですが、ある先輩から「困ったときは一人で抱え込んじゃだめだよ」と、優しく諭されたことを今でもよく覚えています。こうした温かみのある職場の雰囲気は、業界未経験で入った者としてはとてもありがたいものでした。実務に使える知識やノウハウは、必要に応じて提供される研修を通じても学ぶことができましたから、自分の成長を実感しながら仕事に携わることができたと思います。

一般職から業務職になって
わかったこと。

入社してから10年。この節目の年に、一般職から業務職への職掌転換を果たしました。業務職とは、2016年4月に新設されたばかりポジションで、これまで総合職が担ってきた領域を分担して共に進めることで、お客様とより深いリレーションを構築し、新しい価値を提供するために導入されました。まさにこれから業務職というポジションを確立していく段階ですが、 現在は主にテナントやビルオーナーへの一次窓口を中心に、賃貸借契約やそれにまつわる事務手続き、入出金の管理やレポーティング業務を行っています。一般職だったころは、オフィスワークが大半だったので、電話口の声や資料の上でしかお客様をイメージすることしかできませんでしたが、今では直接お目にかかる機会が増え、自分の言葉で説明したり、ご要望を伺ったりすることもできるようになりました。そのおかげで以前にも増して、自分もオフィスビル経営を担うひとりだという自覚が増したように思います。今のところ業務職は私を含めてまだ数名なので、新たなキャリアパスとして社内に根付くよう、その役割を果たしていければと思っています。当面の目標は総合職から頼られる存在になることです。そのためにも業務知識や顧客対応力を高めていかなければいけないと思っています。

業務内容について

オフィス事業推進本部の仕事は、主に三井不動産が所有する物件に対して、プロパティマネジメントサービスを提供することにあります。なかでも業務職は、オーナー報告時の資料作成、賃貸借契約にまつわる事務手続、またテナント企業に対しては、設備の不具合や賃料交渉の場への同席、当社が提供するサービスに対するご要望の一次窓口など、総合職と業務領域を分担し、三井不動産ビルマネジメントの提供価値を高める役割を担っています。お客様に提供する付加価値がハードからソフトへと移行し、より顧客接点が重視されるなか、日常的な接点から信頼関係を構築していく業務職の活躍には、大きな期待が寄せられています。