三井不動産グループで培ったノウハウ

ビルの未来を見据え、設備機器更新の際に過剰な工事が発生しないよう設計会社・ゼネコン等との協議を重ね、プロジェクトを推進します。

通常、プロパティマネジメント会社は竣工の数ヶ月前に現場に入ることが一般的ですが、稼働中のビルを最もよく知る会社として実際に建設が始まっていないタイミングでしか提言できないことがあるため、当社では竣工の数年前から運営管理者の立場でプロジェクトに参加をするケースが多くあります。

竣工後に不要・過剰な工事が発生しないようマネジメントしていくことは、入居テナント様への業務影響を最小にするとともに、持続可能な社会の実現に向けた環境保護にもつながる、私たちの重要な役割です。

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工程の調整・館内の交通整理等をおこなうことで、全てのテナントに円滑な入居作業と、スケジュール通りの営業開始を実現します。

ビル竣工後は、複数のテナント様による入居工事や引越しが同時発生します。しかし、ビルの駐車場台数や搬入経路等には制限があり、工事の施工も時間帯や場所の制約を考慮しなくてはならず、適切な計画なくして同時に多数のテナント入居を進めることはできません。

当社では、それらの条件を整理把握し、各テナント様および協力会社と常に密接に連携して工程の調整・館内の交通整理等をおこなうことで、全てのテナント様に円滑な入居作業と、スケジュール通りの営業開始を実現します。

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地域のランドマークとなるビルが持つ優れたブランドイメージは、入居テナント様にとって信用力・採用力や社員ロイヤリティの向上をつうじて大きなメリットをもたらします。

三井不動産ビルマネジメントでは、「三井のビル」に入居することがお客様にとって優れたステータスとなるように、顧客満足向上への取り組みや、地域貢献型イベント・「三井のビル」横断型イベントなどを通じて社会的ブランドイメージ醸成を推進しています。

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私たちは、イベントなどを通じてオフィスビルを「交流・にぎわい・お得」といった、さまざまな付加価値で彩ります。

今日、オフィス選びは単なる執務スペースの確保ではなく、経営上の重要な戦略課題と位置付けられてきています。多種多様なバックグラウンドをもつ企業や人、情報、アイディアが集まるオフィスビルの「場」としての価値は、単なるスペースにとどまりません。私たちは、イベントなどを通じてオフィスビルをさまざまな付加価値で彩ります。

「仕事場」だったオフィスビルが、OnもOffも輝けるステージとなって、ビルではたらくひとそれぞれのビジネスライフがもっと素敵なものになるように。
そしてそれが、多様性を受け入れ生産性を高める、企業にとっての豊かなビジネス基盤につながるように。私たちにできることを常に考えつづけます。

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築年数は経過していても、人を惹きつける歴史や物語がつまっている。最新の設備で安心・快適に働くことができる。
築き上げてきたブランドがある。そんな「経年優化」のビルづくりを実現していきます。

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私たちは、テナント様の安全・安心をより高いレベルで実現すべくBCP対策に取り組み続けています。

東日本大震災以降、自然災害をはじめとするリスクに備えBCP体制を整備することは、事業の継続・早期復旧を図るという本来の目的のみならず、その企業のリスクに対する姿勢を表すものとして、社会・市場・顧客に対してもたらす意味合いがますます大きくなっています。
BCP対策を機能させるためには、非常用発電機の設置・稼働時間強化などに代表されるハード面の整備はもちろんのこと、常日頃の訓練などのソフト面での対策も重要です。

例えば、首都圏直下型地震が起きた場合に想定される都内500万人超の帰宅困難者の発生にそなえ、実際の入居テナント様にもご参加いただき大規模な帰宅困難者受け入れ訓練などを実施しています。

また、入居テナント様に災害時の緊急連絡先などを記載したご家庭用の防災ハンドブックも配布し、ビルではたらく方だけではなくご家族の皆様も含めた「安心」を目指しています。

帰宅困難者受け入れ訓練の様子

防災ハンドブック

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積み上げてきた経験の先にある、さらに大きなフィールドでの価値提供を目指しています。

今日の都市開発事業においては、オフィス、商業施設、住宅、学校というような複数の異なる機能をひとつのまちに配置して相乗効果を狙う複合的な土地利用として、ミクストユースの考え方をとりいれた物件開発・エリア開発が多く行われています。

私たちは、これから開発される大規模複合型物件において、オフィス部分の運営管理にとどまらず、物件の構成要素を有機的につなげシナジーをひきだし、その物件独自の魅力を総合的にプロデュースしていく力を強化していきます。

そして、その先のタウンマネジメント領域では、「働く」、「暮らす」、「学ぶ」、「楽しむ」がまざりあい、利用者それぞれが自分らしくライフスタイルを表現する「まち」において、私たちだからこそ発揮できるバリューの創造に向けて三井不動産ビルマネジメントはあゆみ続けていきます。

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